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 -よくあるご質問-

No.8060

オーダー番号の採番(案件番号の振り方、ルール)について

公開日:2025/10/11 14:29:51
最終更新日:2025/10/16 10:10:08
 

「オーダー番号」をどのように付けると良いか? について説明します。

おすすめのオーダー番号の桁数

はじめに、おすすめのオーダー番号の桁数を決めます。
・桁数6~8桁の連番(000001、000002、・・・)にする。
・桁数は、10年くらい使用しても足りる桁数 +1桁(安全の為)にする。 
 ※月にだいたい10案件とすると、1年で3,650案件。10年で36,500 = 5桁+1桁 = 6桁。
 ※月にだいたい100案件とすると、1年で36,500案件。10年で365,000 = 5桁+1桁 = 7桁。(奇数は覚えにくいので8桁にするのもお勧めします。)

e心伝心の「オーダー番号」のルールや機能

e心伝心の「オーダー番号」には、下記のルールや機能があります。

1.重複不可(別々のオーダーで同じオーダー番号は付けられません。)
   →「今後、番号が増えていっても、重複しない」ということが重要です。

2.自動採番機能で、「現在のオーダー番号の最大番号+1」がセットされます。
  →「オーダー新規登録時に、最大番号+1 が自動的に付与されたら良い」というルールが楽です。

  ※自動採番では、オーダー番号の「先頭から数値として解釈できる部分」を数値とみなして、最大番号+1を採番します。
   先頭から数値として解釈する例)
    11 → 11とみなされます。
    00011  → 11とみなされます。
    000011A  → 11とみなされます。
    000011-A   → 11とみなされます。
    A000011     → 0とみなされます。
    2A00001   → 2とみなされます。

3.【重要】各画面のオーダー検索で、オーダー番号が「部分一致」で検索できます。
 例えば、既に登録されているオーダー番号が「1,2,3 ・・・10 ,11, 12」の場合に、オーダー番号「1」で検索した際に、オーダー番号「1」「10」「11」と複数検索されてしまいます。
 これを防ぐ為に、「0埋め(ゼロパディング)6桁」等で「000001」、「000002」・・・・「000010」、「000011」と採番することで、オーダー番号で1つのオーダーを検索することができます。
 
   ※「システム設定:共通設定タブ」で、オーダー桁数を設定と、オーダー新規登録時に自動採番の設定が出来ます。
  システム設定「オーダー番号 桁数設定」

4.英数値(0~9、a~z, A~Z)と「-」(半角ハイフン)が使えます。

参考:ハイフン付きのオーダー番号について:

各画面のオーダー検索でオーダー番号が「部分一致」で検索される利点として、「000001-sp」、「000001-cs」などにように、末尾にハイフンを付けてオーダーを関連付けて登録して、「000001」で検索することで『関連するオーダーの一覧を検索できる』という利点があります。
ただし、この「ハイフン付きオーダー番号で、オーダーをグループ化する」という方法で運用されているケースは少なく、運用難易度が少し上がるため、業務フロー上、確かな利便性を感じるお客様のみご利用をご検討ください。

少し詳細に説明しますと、
・1案件で、ポジション毎などで支払/請求単価が異なる場合に、オーダー登録画面に登録した支払/請求単価を、手配実績、請求明細に適用して初期値のまま編集することなく運用したい。
・オーダーから求人情報を登録する時にも、オーダーで登録した単価が求人情報の単価欄などに初期値としてセットされて、それを編集することなく、そのまま求人情報として使うようにしたい。
という場合に利用を検討されます。

ただし、
・やはり、1案件は1オーダー管理して、簡単に検索されるようにしたい。
・お仕事情報や日付など、案件共通の情報が変更となった場合に、複数オーダーを編集するのは困難。
というケースが多く、ほとんどのお客様は、ハイフン無し(オーダー番号でグループ化せず)でオーダー番号を登録されています。

※厳密には「下2桁は枝番」等のルールを決められたら、ハイフンを使用しなくても『オーダー番号で複数オーダーをグループ化する』という考え方は可能ではあります。
※「オーダーとしては枝番で分けたいが、請求時には案件毎に1つにまとめたい」という場合は、「オーダー名」で1つの請求書にまとめることができる設定があります。

 

オーダー番号の採番によくあるパターン

上記のルールや機能を踏まえて、オーダー番号の採番のよくあるパターンとして下記があります。

  • パターン1:特にルールを決めていないから、連番で良い。
  • パターン2:会社で既に決まっているルールがあるから毎回手動で登録する。
    (または、オーダー一括登録で他システムから取り込み、自然に決まる。)

「パターン2」の場合は、既にあるルールに従うことになりますので、説明は割愛します。

※パターン1の派生として、下記パターンがあります。
 上記の場合は、年や期が変わった最初のオーダーだけ、手動でオーダー番号を登録する必要があります。

・西暦年下2桁+連番

・西暦年4桁+連番
  ※「年度」はよほど、社内で年と年度の利用ルールが浸透していない限り、お勧めしません。
   (「年」なのか「年度」なのか、混乱してしまうケースが多いです。)
  ※和暦の年はお勧めしません。元号が変わった時に混乱します。システムや帳票等で利用する情報全般で「西暦」をお勧めします。
  ※西暦2桁の利用もあまりお勧めしません。和暦の年なのか、判断が必要な場合出たり、2100年以降に下2桁が重複する可能性があります。
   (気にしない、問題無いと判断されるなら西暦下2桁でも問題ありません。)

・期+連番
 例)
  20240100  
  20240101 
  20240102
  20250103    ※年が変わったので手動でオーダー番号を登録。そのあとは自動採番で+1されていきます。
  20250104   
   :

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