帳票:給与台帳
給与台帳は、スタッフごとの給与明細を1行ずつ並べた、月次の給与計算結果を網羅した帳票です。
基本給・残業・各種手当・交通費・社会保険・税金など、給与計算で算出されたすべての金額項目が横一覧で確認でき、最下行には合計額・件数が出力されます。
社内保管・経理処理・税務調査対応の根拠資料として使用します。
基本給・残業・各種手当・交通費・社会保険・税金など、給与計算で算出されたすべての金額項目が横一覧で確認でき、最下行には合計額・件数が出力されます。
社内保管・経理処理・税務調査対応の根拠資料として使用します。
1.帳票の概要
給与台帳は、給与一覧画面(給与・支払)で確定済みの給与データを、スタッフ単位の1行明細でExcel出力する帳票です。
1人のスタッフに対して1か月内で複数の支払(例:月締めと臨時支払)が発生している場合は、支払ごとに別の行で出力されます。

| ファイル名 | 「YYYY年M月分_給与台帳_YYYYMMDD.xlsx」の形式で出力されます。 例)2026年4月分_給与台帳_20260508.xlsx ※ 本画面で他の帳票も同時に選択した場合は、自動的にZIPファイルにまとめられます。 |
|---|---|
| 並び順 | 明細は次の順序で並びます。 1.支払グループの表示順 2.スタッフコード 3.支払ID ※ 支払グループの順番は、コード名称マスタ画面で設定した、コード区分「支払グループ」の表示順に従います。 |
| 表示単位 | 金額はすべて「円」単位で出力されます。 小数点以下の金額が発生する項目(保険料等)も、給与計算側で確定した値がそのまま出力されます。 |
2.出力方法
給与台帳は「支払関連帳票ダウンロード」画面から出力します。
画面で出力条件を指定し、「給与台帳」にチェックを入れた状態でダウンロードをクリックしてください。

| 出力対象データ | 給与一覧画面で確定済みの給与データのうち、画面で指定した「対象年月」「支払日」「スタッフ区分」に該当するすべての行が出力対象となります。 ※ 確定前のデータは集計対象になりません。 ※ 外注スタッフのデータも、給与一覧で確定していれば本帳票に含まれます(外注のみを抽出したい場合は「外注支払集計表」を使用してください)。 |
|---|---|
| 1か月分の出力 | 毎月の運用では、月締め後に「対象年月=当月」を指定して給与台帳をダウンロードし、社内保管・経理処理に回す運用が一般的です。 |
3.帳票レイアウト
このセクションでは、給与台帳の全体レイアウトを説明します。
| ヘッダー部 | 帳票の上部に以下の情報が出力されます。 ・タイトル:「YYYY年M月分 給与台帳」 ・会社名:システム設定の「自社情報」に登録された会社名 ・発行日:ダウンロードを実行した日(YYYY年M月D日) ・スタッフ区分名:明細データのスタッフ区分がすべて同じ場合のみ、ヘッダーに区分名が出力されます(複数の区分が混在する場合は空欄)。 |
|---|---|
| 明細部 | 1行=1件の支払データで、スタッフごとに給与計算項目が横並びで出力されます。 スタッフコード・氏名から、各種金額・税額・控除額・差引支給額までが1行に並びます。 |
| 合計部 | 明細の最下行に、各列の合計額が出力されます。 さらにその次の行に、各項目の「金額が0以外の件数(カウント)」が出力されます。 |
4.出力項目
このセクションでは、給与台帳の各列の意味を説明します。
列は基本給→残業→手当→控除→差引支給額の順に並んでいます。
基本情報・勤務日数
| 支払グループ | スタッフマスタに登録された支払グループが出力されます。 支払グループの名称は、コード名称マスタ画面で、コード区分[支払グループ]を選択すると編集できます。 |
|---|---|
| スタッフコード | スタッフマスタに登録されたスタッフコードが出力されます。 |
| 氏名 | スタッフマスタに登録されたスタッフの氏名が出力されます。 |
| 勤務日数 | 当該支払期間にスタッフが実際に勤務した日数が出力されます。 給与一覧画面で集計された実勤務日数の値となります。 |
基本給・残業・遠隔地・宿泊費
| 基本給 | スタッフ単価マスタおよびスタッフスケジュールに基づいて計算された、基本給の合計額です。 日給制・時給制など、運用に応じた計算ロジックで算出された値が入ります。 |
|---|---|
| 普通残業 | 時間外割増(残業)として計算された金額の合計です。 残業時間の集計・割増率の計算ルールは「給与設定」「稼働関連設定」で管理されています。 |
| 深夜割増 | 深夜時間帯(深夜手当の対象時間帯)の割増額の合計です。 深夜時間帯の定義は「稼働関連設定」で行います。 |
| 遠隔地 | 遠隔地手当として計算された金額の合計です。 イベント運営や巡回作業で、自宅から遠方の現場に赴いたスタッフに対して支給する手当として運用します。 |
| 宿泊費 | 宿泊費として支給した金額の合計です。 泊まりがけのイベントや遠方現場で、宿泊実績がある場合に金額が入ります。 |
手当(可変列)・課税/非課税手当合計
| 手当(可変列) | システム設定画面の「給与設定」タブ内にある「給与 手当等項目名」に登録された手当名がそのまま列名として出力されます(最大6項目)。 ※ 手当名が空欄の場合は出力対象外です(列ごとスキップされます)。 ※ 出力順は、システム設定画面の「給与設定」タブ内にある「給与 手当等項目名」の「項目名1~6」の順となります。 例)資格手当・役職手当・現場手当など、自社の運用に合わせて手当名を設定して使用します。 手当名・列数を変更したい場合は、システム設定画面の「給与設定」タブ内にある「給与 手当等項目名」から名称を編集してください。
名称が空欄になっている手当は帳票に表示されません。 |
|---|---|
| 課税手当合計 | 所得税の課税対象となる手当の合計額です。 給与計算側で「所得税課税対象」として設定された手当の合計値が出力されます。 |
| 非課税手当合計 | 所得税の課税対象外(非課税)の手当の合計額です。 給与計算側で「非課税」として扱われている手当の合計値が出力されます。 |
交通費・増減額・立替経費
| 課税交通費 | 所得税の課税対象となる交通費の合計額です。 非課税限度額を超える通勤費等が、ここに集計されます。 |
|---|---|
| 増減額 | 給与一覧画面で個別に登録された増減額(マイナス調整・プラス調整)の合計額です。 誤支給の調整、特別手当の追加など、定型項目以外の金額調整に使用します。 |
| 非課税交通費 | 所得税の非課税限度額の範囲内で支給した交通費の合計額です。 通勤費の実費精算分などが該当します。 |
| 立替経費 | スタッフが立て替えた経費の合計額です。 スタッフ予定や経費精算で登録された立替経費が集計されます。 |
課税支給・非課税支給
| 課税支給 | 課税対象の支給額の合計です。 基本給・残業・課税手当・課税交通費などの合算となります。 |
|---|---|
| 非課税支給 | 非課税対象の支給額の合計です。 非課税手当・非課税交通費・立替経費などの合算となります。 |
社会保険・税金・前払金
| 健康保険 | 健康保険料の控除額です。 スタッフマスタの社会保険設定に基づいて計算された値が入ります。 |
|---|---|
| 子育て支援金 | 子育て支援金(子ども・子育て拠出金等)の控除額です。 ※ 表示開始支払日や表示有無の制御は、システム設定の「給与設定」で行います。 |
| 介護保険 | 介護保険料の控除額です。 スタッフマスタで介護保険対象として設定されているスタッフのみ金額が入ります。 |
| 厚生年金 | 厚生年金保険料の控除額です。 |
| 雇用保険 | 雇用保険料の控除額です。 |
| 課税対象 | 所得税の計算対象となる金額です。 課税支給から社会保険料を差し引いた金額が表示されます。 |
| 所得税 | 源泉徴収する所得税の金額です。 スタッフマスタの税区分(甲・乙・丙)と扶養人数、課税対象額に基づいて自動計算されます。 |
| 定額減税 | 2024年(令和6年)の定額減税対象者に適用される減税額です。 ※ システム設定の「給与設定」で「定額減税額が全行0円の場合:出力しない」を選択しており、かつ全行が0円の場合は、列ごと帳票から削除されます。 定額減税の適用が終了した運用に切り替える場合は、システム設定で「出力しない」に変更すると帳票がすっきりします。
|
| 住民税 | 住民税(特別徴収)の金額です。 スタッフマスタに月別の住民税額を登録しておくと、ここに反映されます。 |
| 前払金 | 当該支払期間中に前払いとして支払った金額の合計です。 前払いを行った場合、その分は支払額から差し引かれます。 |
差引支給額
| 差引支給額 | スタッフへ実際に支払う金額(手取り額)です。 (課税支給+非課税支給)から(社会保険料+税金+前払金等)を差し引いた値となり、口座一覧の「振込額」と同じ値になります。 |
|---|
5.合計行・件数行
このセクションでは、明細の最下部に出力される合計行・件数行の見方を説明します。
| 合計額(1行目) | 明細の各金額列について、全件の合計額が出力されます。 全スタッフ・全支払の総額を確認するための行です。 |
|---|---|
| 件数(2行目) | 各列について、金額が0以外の件数が出力されます。 例)「遠隔地」列に「3」と表示された場合、当該支払期間で遠隔地手当の支給があったのは3件、という意味になります。 合計額が大きいのに件数が少ない場合、特定スタッフへの支給が突出している可能性があります。
件数行は、データの偏りや異常値のチェックに使うと便利です。 |
| スタッフ区分名(ヘッダー右上) | 明細の全行で同じスタッフ区分が選択されている場合のみ、ヘッダー右上に区分名(例:「社員」「アルバイト」など)が表示されます。 複数の区分が混在している場合は空欄となります。 |



